人を動かす の学び屋

昨日の、学び屋の余滴

経営には哲学が大事と、稲盛和夫さんは言われました。
経営とは、人生を営むことも含まれると思います。

私の提案する基本哲学は、アドラー心理学です。
アドラーは、
「すべての人間の問題、不適切な行動の根本原因は、勇気を失っていることだ。」
と、言ってます。

これを、家庭、企業、地域で提案してます。
(家庭とは小さな人の集まり。企業、国はその延長線です)

(企業編)
上司の役割は、「部下を元気にする」こと  動きだすように支援すること
つまり、勇気づけです。

どうしたら、勇気を与えることができるか?

 「信 認 任 を持って接することが大事」

  部下の中にある大いなる可能性があると「信じ」、美点を積極的に探し出して「認め」、それぞれの実力にフィットした目標を定めて「任せる」

信   可能性を信じ、一人では出来ないことも、皆で力を合わせれば、成し遂げられると確信すること

認   一人ひとりの多様な能力を比較して優劣をつけるのではなく、それぞれの特徴(長所)や持ち味として認め、引き出すこと

任   グループ内の協力関係と競争関係に配慮しつつ、適材適所の業務目標を持たせること


ちなみに、

罰の好ましくない副作用

罰は負の注目となる
罰する人がいなければ、不適切な行動をする
関係が悪くなる
罰は消極的になる
適切な信念が育たない